今回は、
元看護師のわたしが
コロナによって
退職を余儀なくされた経験から
考えたことをお話しします。
1つの考えとして読んでいただければ…。
この記事を書いたのは、
マコ
元看護師（勤務歴12年）。
激務により体調不良・肌トラブルになった経験をもとにブログを執筆中。人の健康をみつめてきた看護師の目線を折り込みながら、健康やお肌・働き方に悩む方に寄りそえる記事を目指しています。
現在1児のママとして育児に奮闘中。
マコdiary運営者。
看護師辞めてみてもいいと思います
この類をみない緊急事態の中、
懸命に働いたあなたは尊いです。
「自分が感染するんじゃないか、家族に感染させるんじゃないか」という
未知のウイルスの不安と恐怖を
常に持ち合わせて働くそのストレスは
他の人には測り知れないものだったと思います。
コロナが落ち着くまでの数年、
医療従事者は
最前線で休みなく働いてもらったのに
・慢性的な長時間勤務
・休日がない
・お給料が何割かカットされる
・残業代が未払い
・コロナに罹ったらものすごく怒られる
・経営の問題で辞めることを余儀なくされる
など、
当てはまる方多いんじゃないでしょうか。
あたなが現状に納得できない状態ならば、
現場から潔く去って次に備えるのも手です。
今までの働き方では
精神的にも肉体的にも
いつかは限界がくるでしょう。
もしかしたら
もう限界はとっくに来ていて
社会や看護協会は
現場の過酷さを
見てみぬふりしているのかもしれません。
それならば潔く辞めて、
疲労した身体を休めて
今後を考える時間を作るほうが
あなたの心身の健康を守るためには
よい方法の一つだと私は思います。
現場で戦いつづけることもあり
もちろん、
現場で戦いつづけることも素晴らしい選択です。
絶対的に必要な『看護師』という仕事を全うし
社会に貢献する姿は
同じ看護師からみても
素晴らしく思います。
社会や患者さんからのヘルプに
誠実に向き合うあなたの選択は
間違っていません。
またコロナによって
より『感染症』に興味をもった方もいるでしょう。
今までにない感染症の最前線の治療現場に立ちあえることは
人生でそうないことです。
身をもって最前線の治療や看護に携われる機会をムダにせず、
やりぬきたいと思う方もいると思います。
その心意気、感服です。
現場で戦うと決心した方は
どうかお体を大切にすることを第一にして挑んでくださいね。
スキルアップしても安泰ではない
看護師は、
認定看護師や専門看護師という資格をとって
スキルアップすることができます。
資格合格後は所属の病院の役職に就くなど、
リーダー的存在になります。
専門知識がある看護師がいると
病院の評価が上がり、
認定看護師や専門看護師の待遇は良くなる傾向にあります。
ただコロナの影響を受け
病院の経営はさらに悪化し、
待遇も悪化をたどることが多いのも事実。
よって、
看護師はスキルアップしても
今後は待遇を保証できない状況です。
今後はどう動くべき？
今後は、
あなた自身が決めたことが正解です。
不正解な選択なんてありません。
だって今までの『常識』が変わったのですから。
もし今看護師を辞めたら、
・他院、企業に転職
・派遣やアルバイトとして乗り込む
・雇用形態を変えて転職
・スキルアップするための勉強を始める
・他職種に転職
・起業
などの選択肢があります。
また看護師は
一箇所からの給与に頼っている人が多いと思うので
（わたしもそうでした）
今後は、
給与を一か所だけではなく複数口もちましょう。
いわゆる副業をするのです。
副業して収入を複数口もつことで、
こういう非常事態でも
動揺することなく生活することができます。
副業禁止の病院もありますが、
そういうところは早めに辞めて
（なぜ職場にプライベートのことまで縛られないといけないのか…）、
自由に働ける病院や施設、
雇用形態を選んで働きましょう。
あなたの人生や生き方を制限させる職場は、
あなたの害になるだけです。
実際に私はコロナによって職場が休業し、
休業した分の金銭的補償はなく、
さらにシフトが削られ、
副業もしていなかったので
収入が０が数か月続きました。
もうこんなことにはしたくない。
そんな決心もあり
働き方を見つめ直し
このようにブログに挑戦しているところです。
まとめ
「手に職をつけたら一生安泰」という時代は終わりました。
コロナによって世の中の常識が変わったのです。
今までの常識のままでは生き残れません。
看護師というスキルを
どのように変化させるかはあなた次第です。
あなたの選択に正解、不正解はなく、
一つ一つの決断で人生は変わっていきます。
あなたらしい選択ができるようお祈りしています。
Good Luck！
それではまた。
愛をこめて
マコ
