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今回は、
といった
看護師の転職エージェントを使って
転職活動したことがあるわたしが
体験談まじえて
お答えしようと思います。
この記事を書いたのは、
マコ
元看護師(勤務歴12年)。
激務により体調不良・肌トラブルになった経験をもとにブログを執筆中。人の健康をみつめてきた看護師の目線を折り込みながら、健康やお肌・働き方に悩む方に寄りそえる記事を目指しています。
現在1児のママとして育児に奮闘中。
マコdiary運営者。
看護師転職エージェントを利用するメリット
看護師の転職サイト(転職エージェント)は
全国でこんなに存在します。
(代表的なエージェントにはリンクあり)
それぞれ特徴(得意な求人など)があるので
HPをよく読んでいきましょう。
転職エージェントの
主なサポート内容は、
①丁寧にヒアリングして転職先をマッチング
②一般には公開されていない非公開求人をもっている
③履歴書や面接の対策をしてくれる
④面接に同行
⑤看護師は無料で利用できる
詳しく解説していきます。
メリット①丁寧にヒアリングして転職先をマッチング
転職サイトに登録したら、
登録後数時間〜翌日に
担当者から電話がきます。
(サイトによっては電話以外もあります)
・転職のきっかけや理由
・転職の条件
・どのような働き方をしたいか
など
さまざまな話をして
担当者が転職先を吟味してきます。
ヒアリングを重ねることで、
自分が希望している方向じゃないところが
自分に合っているのではないかと
気づかせてくれました。
これは、
転職のプロに話してよかったと
実感する瞬間でした。
メリット②紹介先の病院の詳細情報をもっている
転職エージェントは
紹介先の病院の詳細情報も教えてくれて
それもふまえて紹介してくれます。
例えば、
- A病院は職場の雰囲気もいい、特に看護部長が率先してスタッフをまとめている方
- B病院は新しくできた病院できれいだけど、ある団体と繋がっているので紹介しません
- Cクリニックは求人が久しぶりに出されたところですので、長く勤められるところかもしれない
っといった風に、
個人で就活していたら
知ることが難しい情報ももっているので、
大いに参考になります。
メリット③一般には公開されていない非公開求人をもっている
非公開求人とは、
一般には公開されず
転職エージェントのみに依頼される求人です。
看護師個人で探せる求人ではありません。
非公開求人は公開求人よりも
圧倒的に条件がいいので、
応募が殺到することを防ぐために
非公開にして
看護師の応募をしぼります。
残念ながら私が紹介された先は、
その非公開求人ではなかったですが(笑)、
非公開求人情報を知りたい方は
早速登録して担当者から話を聞いてみましょう。
メリット④履歴書や面接の対策をしてくれる
忙しい看護師にとっては
面倒な履歴書作成や面接対策が
一番不安かもしれません。
わたしも時間がないなか
履歴書書くのが嫌で仕方なかった!
忙しい合間に
履歴書をせっせと手書きして
(わたしの場合は手書きでと言われました)
それを担当者に見せると
添削してもらえます。
指摘された箇所を訂正して仕上げて
それをもとに面接対策をします。
私の担当者は
「この病院で働きたい気持ちを笑顔でアピールしましょう!」
と言ってくれたことをまだ覚えてます。
その気持ちを忘れずに
なんとか面接に挑めました。
メリット⑤面接に同行
担当者が
利用者の面接に同行してくれます。
面接が不慣れなわたしにとって、
この面接の同行サービスは
とても心強かったです。
どういう点が心強かったかというと、
面接中に
病院側に自分から聞きにくいことを
エージェント側から聞いてくれます。
(事前の打ち合わせが必須ですよ〜)
看護師は自発的にぐいぐい聞くタイプの人は
少ないですからうれしいですね。
わたしも肝心なところで
ぐいぐいいけない部類の人なので
なのでこういったサポートはとても嬉しかったです(涙)。
エージェント側も、
利用者と同行して
病院側へ採用のプッシュをしていました。
メリット⑥利用者は無料で利用できる
看護師の転職サイトは
無料で利用できます。
転職先の紹介、
履歴書や面接の対策、
面接への同行などしても無料。
利用者は一切費用がかかりません。
わたしは最初怪しいと思いましたが、
怪しいシステムではありません。
転職サイトの収入源は
病院やクリニックからの報酬です。
報酬を『成功報酬』という形で支払われます。
額は入職してきた看護師の年収の2~3割。
例えば年収が400万円の看護師の入職が決まれば
80-120万円がサイト側に支払われます。
多額ですが人材不足の解消になり
優秀な人材を効率的に採用ができるという病院側のメリットがあります。
以上のメリットを読んでみて、
転職エージェントを利用することで
たくさんのメリットがあります。
看護師転職エージェントのデメリット
デメリット①各エージェントに同じ話をしないといけない手間がある
わたしは3社に登録をしまして、
3社とも丁寧なヒアリングがありました。
2社目から「これ前にも聞かれたような」と気づくようになり、
3社目には「また聞かれた。面倒…」と思っていました。
しかも1回のヒアリングで
20分はかかる。
ですので
個人的に時間がない方は登録は1-2社で
十分じゃないかなと思います。
じっくり慎重な方は2~3社を登録して
時間をかけて納得して
選ぶのをおすすめします。
デメリット②どの転職エージェントも紹介する場所はほぼ一緒
紹介された病院は
条件に合った病院でしたが
3社ともだいたい同じ。
プロの目線でチョイスしてくれた病院は何があるんだろう…と
期待していましたが、
大して差はありませんでした。
病院の数や診療科は
地域差があるので
どこも似たり寄ったりになることもあるでしょうが、
ちょっと残念でしたね。
デメリット③サポート内容が違う
これは全てのエージェントのことではないのですが、
わたしが登録した
ある転職エージェントのホームページに、
当時『履歴書作成の代行をします』と載っていたので、
履歴書が苦手なわたしはそこに登録しました。
担当者2名と実際に会って
初めは「履歴書はこちらで簡単に準備しますので」と言ってたのに、
面接希望先が決まり
段どりを決める時に、
「履歴書早く書いてきて下さいね」
と言い放たれました。
それを聞いて、
「え?履歴書を簡単に準備しますと言ってませんでしたっけ?」
と思わず言ったら、
担当者が「履歴書お願いしますね」と言うだけで
取り合ってくれませんでした。
せめて履歴書作成のための冊子などあったら
まだよかったんですが
それもなし。
だまされたと思ったし
こんなエージェントを選んで後悔しました。
そんな対応がある転職エージェントもありますので、
登録後にも
再度サポート内容を確認することをおすすめします。
デメリット④同行がなくなった
だいたいの転職エージェントは
サポート内容に面接の同行が入っています。
わたしはすべての面接に
同行してくれるものと思っていたのですが、
面接日が決まった時に担当者から
「その日は別の面接の同行が入っていて一緒に行くことができません」と言われました。
それならば仕方ないですが、
ただわたしがこういうことを予想していなかったので、
急に一人で面接に行くことになって
かなり戸惑ったことを覚えています。
絶対に面接に同行をしてほしい場合は、
ヒアリングの時から強く要望しておくと
防げる可能性があるんじゃないかと思います。
デメリット⑤なかなか採用されない
わたしは転職エージェントを使って
5-6社面接しましたが
全部不採用でした。
まあ通常の面接でも
こういうことは多々あるわけですけど、
今となって思うのは、
一つの要因として
病院側としては
エージェント側に多額の報酬をわたすのだから、
病院側が求める人材のレベルが
相当高くなっているのかなと思いました。
看護師不足だから
どこも人材がほしい状態だけど、
1人入職させるだけで100万ほどの大金が動くので簡単には…と
気持ちがはたらくのかと…。
でもこの中でも「是非ともうちに!」と
ほれこまれた方がいらっしゃいますから、
どんな方でも望みは捨てないでほしいと思います。
自分で転職活動するメリット
メリット①自分のペースで進められる
転職エージェントを使わないで
自分で探す方法もあります。
自分のペースで
転職活動できるので
人に急かされることなく
じっくりと理想の職場を探すことができます。
メリット②応募の熱意をアピールできる
自分で直接応募することで、
採用担当者に対して
自分の熱意をアピールしやすくなります。
選考ではいい印象を与えられるので
優位になりやすいです。
メリット③採用までの期間が短い
直接応募することで
採用までのプロセスがスピーディーに進むことがあり、
場合によっては
1回の面接で
その日に採用が決まることもあります。
自分で転職活動するデメリット
デメリット①時間がかかる
求人情報を自分で探すには
時間がかかります。
働きながら求人を探すとなれば
なお時間が限られるので大変です。
デメリット②サポートがない
転職活動で不明点があっても
相談できる相手がいないため、
すべて自分で解決する必要があります。
デメリット③交渉の難しさ
応募や条件交渉を一人で行うため、
交渉が難しくなることがあります。
実りのある転職につなげるための方法
転職エージェントを使った経験と
自力で転職活動した経験がある
わたしが思う
『実りのある転職活動』とは、
①転職エージェント利用し、自力でも活動する
②面接で積極的に質問したり病院見学をさせてもらう
③転職エージェントからの情報と自力で集めた情報を合わせて吟味し妥協しない
です。
①転職エージェント利用し、自力でも活動する
転職活動は多くの情報が欲しいものです。
この際なので
転職エージェントの情報ももらいつつ
自分でも情報収集しましょう。
面倒ですが2重で情報を集め
より転職先を吟味するのです。
片方だけですと
情報が偏りやすいですし、
情報収集している間に疑問が出てくると思うので
そこを面接で尋ねたりできます。
②面接で積極的に質問したり病院見学をさせてもらう
面接に合格するまでが転職ですが、
転職後働いていけるか?を吟味することも
転職活動では大切です。
その職場で転職後のイメージが全くないままいくと
「せっかく転職できたのに、すぐに転職したい」
となってしまいます。
わたしも転職先を早く決めたいあまりに
転職後のことを考えた行動ができずに転職し、
あいにく職場とは馴染めず
早々にまた転職しました。
そんな経験もあるため、
面接では積極的に質問し
その応答の仕方で
病院の雰囲気などが掴めるのではないでしょうか。
また
面接官も職員(だいたい管理職でしょう)ですし、
面接官の態度もよく観察し、
この人の元で働いていけるかどうかも考えることができます。
(直属ではなくても関係してくる)
そして、
病院見学もさせてもらい
ここで働く自分がイメージできるか、
ナースステーション、病棟の雰囲気も確認できるでしょう。
質問と病院見学だけで働いていけるかなんて
全部わかるわけではありませんが、
求人情報以上に情報は取れるので
十分な判断材料にはなると思います。
③転職エージェントからの情報と自力で集めた情報を合わせて吟味し妥協しない
手間はかかるのですが、
転職エージェントの情報と
自力で集めた情報と
面接後の情報を合わせて
最終的にどうするか判断しましょう。
いい面接だった!っと思っていても
不採用だったり、
うわー微妙…と思ってたところが
翌日に採用の連絡が来たりと
思ってもみなかったことになる時があります。
そんなに行きたいところじゃないけど
面接疲れしてしまい
もう面接したくないからそこに決める…
なんてことも正直したことあります(涙)。
妥協してしまうことが一番の失敗でした。
あなたの中で妥協できるところと
できないところがあると思うのですが、
妥協できないところは
絶対に妥協しないで欲しいです。
ただでさえ看護師の職場環境や待遇はいいとは言えません。
24時間人命を扱うというのに
日本では社会的地位は低いものです。
その状況の中で
看護師として働いてくれるのですから
わがままに考えていいと思います。
まとめ
転職エージェントを利用して
転職活動イメージはつきましたか?
転職エージェント利用するのも
自力で転職活動するのも
どちらもメリットどデメリットがあります。
そして
転職して終わりではなく
転職後そこで働いていけるかどうか
ミスマッチを少しでも無くしていくためには
あなたの行動で変わっていきます。
わたしみたいに転職で後悔はしてほしくないので
大変だとは思いますが
転職活動やり切ってください!
応援しています!
それではまた。
愛をこめて
マコ