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そんなときこそ、
見直したいのがスキンケアの基本です。
元看護師のわたしが肌トラブルのケアにも携わった経験をもとに、
忙しい人でもムリなく続けられて、
お肌が整っていく【3つの基本のコツ】をお伝えします。
この記事を書いたのは、
マコ
元看護師(歴12年)/40代ママフリーランス
激務による肌荒れとうつを経験し「自分を大切にする習慣こそが健康を守る」と気づきました。
美容は見た目を整えるだけでなく“生きる力”そのもの。
このブログでは、美容・暮らし・働き方を通じて、自分を整え守るためのヒントを発信しています。
スキンケアの基本は【3つのコツ】だけでいい
お肌を整えるには
むずかしいテクニックや高価なコスメより、
毎日の基本が大切です。
ここでは、
おさえてほしい大切な3つのポイントをご紹介します。
コツ ① お肌をこすらない
スキンケア中お肌をこすってしまう方が多いのではないでしょうか。
わたしもその一人でした…。
『こする=汚れが落ちる』というイメージがどうしてもありますよね。
しかし現代のクレンジングや洗顔料はとても優秀で
こすらなくても目的の汚れがとれます。
それにお肌こすると
その刺激が将来、
お肌が乾燥したりシミができたりと
全くいいことがありません。
『お肌をこすること=お肌が動くこと』です。
洗っているときにお肌が少しでも動いていたら
それはもう擦っていることになります!
正解は、
『お肌が動かないくらいのかなり弱い力で汚れと馴染ませて
20-30回ぬるま湯ですすぎます。』
クレンジングも洗顔料も
メーカー推奨の量よりも少し多めにとれば
コスメがクッションになって
お肌が動くことを防いでくれます。
ゴシゴシ力任せに洗ったり
コスメの量をケチることは
どんなに高価なコスメを使っても
よい結果はでません。
コツ ② しっかりうるおす
洗浄が終わったら次にお肌の水分補給を。
皮膚の一番上の層を角質層と言いますが、
角質層は厚さ約0.02ミリメートル、
食品用ラップと同程度で非常に薄いですが、
この層に十分な水分補給をすることで
お肌のバリア機能を高めることができます。
肌が整う保湿というのは『角質層に水分が届く』ことです。
十分に水分を届けたら
蒸発してしまわないように
乳液やクリームで蓋をすることまでがセットです。
コットンパックすると
くまなくお肌に水分を届けることができます。
詳しくはこちらから↓ ニキビが減った!私が体験したコットンパックの効果を教えます
コツ③ 守るケアも忘れずに
お肌のトラブルを引き起こす原因の紫外線は
年中降り注いでいます。
どんなにいい保湿をしても、
外からのダメージからお肌を守らなければ効果は台無しに。
日中は日焼け止めをしっかりと塗って、
紫外線を防ぎましょう。
朝・夜のスキンケアの目的と手順
朝と夜のスキンケアの目的は違います。
その違いと手順を解説します。
朝のスキンケアの目的
睡眠中に分泌された汗や皮脂などの汚れを落とし、
日中の紫外線、乾燥、大気汚染といった外部刺激から肌を守り、
メイクの土台を整えることです。
朝のスキンケアの手順
1. 洗顔
2. 化粧水
3. 乳液またはクリーム
4. 日焼け止め(下地タイプでもOK)
・洗顔
朝の洗顔はぬるま湯だけでもOKという方もいますが
朝洗顔することで、
・夜眠っている間に分泌した汗や皮脂を除去する→ニキビや肌荒れの原因をとりのぞく
・美容液や保湿剤の効果を最大限に引きだす
・不要なものがなくなるのでメイクのりがよくなり化粧崩れも防ぐ
などメリットがあるので
できるだけ洗顔することをおすすめします。
そして
朝起きて皮脂がたくさん出ている状態でしたら
軽くクレンジングをして洗顔すると
皮脂がスッキリとれて清潔な状態になります。
・日焼け止め
「スキンケアにおいて、最も大切なのは日焼け止めです。どんなに高価な化粧水やクリームを使っても、日焼け止めを怠ると台無しになってしまいます」と、ワセフ氏。
また、オハイオ州立大学ウェクスナー医療センターの皮膚科医、スーザン・マシック氏もこれに同意。「日焼け止めは、最も簡単で効果的なスキンケア。曇っている日や寒い日、一日中室内にいる日でも、必ず毎日使うべきです」
スキンケアにおいて最も大切なのは日焼け止めです。
紫外線はお肌の乾燥やシワ、シミ、たるみ、毛穴の開き、赤みなどの
肌トラブルのリスクを高めるもの。
日焼け止めは、
単なる『スキンケアのステップ』を超えた
『健康習慣』として認識しましょう。
夜のスキンケアの目的
日中のメイクや皮脂、ほこり、大気汚染物質、花粉などの汚れを徹底的に落とし、
あらゆる外部刺激によって受けた
肌のダメージを修復・回復させることです。
夜のスキンケアの手順
1. クレンジング(メイク・日焼け止めしている場合)
2. 洗顔(やさしく泡で)
3. 化粧水
4. 乳液またはクリーム
・クレンジング
クレンジングは、
油性の汚れ(メイクや皮脂など)や
日中に肌に蓄積した環境汚染物質(PM2.5など)や過剰な皮脂を取りのぞいて
毛穴の詰まりや肌荒れを防ぐための基本ステップです 。
クレンジングは単にメイクを落とすだけでなく、
肌の「デトックス」を促す重要な役割を担っています 。
肌をリセットする『浄化』の役割を果たします。
・乳液またはクリーム
化粧水や美容液で補給した水分を肌に閉じ込め、
「フタ」をする役割があります 。
この「フタ」がないと、
あっという間に水分が蒸発してしまい
お肌はかえって乾燥してしまいます。
乳液やクリームの油分が
肌からの水分蒸散を抑えて
肌のバリア機能を高めます。
肌トラブルを起こさないための7つの生活習慣
スキンケアを丁寧にしていても、
生活習慣の乱れや環境などが
肌に影響することもあります。
わたし自身も変化を感じたポイントをあげました。
①睡眠をしっかり取る
日本人の睡眠時間(7時間22分)は
世界ワースト2位ですが、
皆さまはどれくらい確保していますか?
睡眠時間は人それぞれですが、
大事なのは熟睡できたかどうかです。
寝入って約3時間の間に
深い眠りに達することで、
脳も身体も休ませることができ
熟睡感をもたらします。
熟睡することで分泌される成長ホルモンは、
ターンオーバーや細胞の修復、
疲労回復を行ってくれます。
よって、
熟睡する→ターンオーバーが正常に行われる→美肌が叶う
というサイクルにもっていくことができます。
②水分をこまめにとる
身体のなかに水分が十分にないと
お肌が乾燥するのは当たり前。
成人で食事以外から1,000~1,500mL摂るのが理想です。
カフェイン飲料は体内の水分を排出させる効能があるので
ノンカフェインのお茶やお水、白湯を飲みましょう。
③栄養バランスを見直す
「美肌にはこの栄養素〜」とたくさん情報がありますが、
要は、健康なお肌を作るには
栄養バランスの整った食事が基本です。
身体の調子がよくなってこその健康なお肌が目指せます。
栄養バランスには気を遣って。
④ストレスをためない工夫を
ストレスが多いと自律神経やホルモンが乱れ
肌荒れなどの肌トラブルの原因に。
休養を積極的に取り入れたり運動したり
リラックスできる時間をつくりましょう。
⑤生理前後の肌変化を意識する
生理前後はホルモンバランスが崩れ
お肌が敏感になったり体調が崩れやすくなりがちです。
あらかじめ生理前後のタイミングを把握しておくと、
「もうすぐ生理か、じゃあ肌が揺らぎはじめるかも」とわかり
ケアの工夫ができます。
⑥メイクツールを定期的に洗う
スポンジ・ブラシの汚れはメイク用品や皮脂、アカ、部屋のホコリなどが付着しています。
また汚れたツールを放置しておくと雑菌が繁殖します。
汚れたツールでメイクすると
そこに付着している雑菌がお肌について
さらに肌トラブルと引き起こしてしまいます。
使用したらすぐ洗浄が理想だけど
使用する面を変えたりして
週1〜2回は洗浄して清潔を保ちましょう。
メイクポーチのスポンジも忘れずに。
⑦禁煙
タバコに含まれるニコチンやタールは
体内にとりこまれるとすぐ血行が悪くなり
肌に必要な栄養や酸素が届きにくくなります。
これが続くとターンオーバーが乱れ、
ニキビや肌荒れが起こりやすくなります。
さらに、体は有害物質を排除しようとして
ビタミンCを大量に消費してしまうため
美肌に欠かせない栄養も不足しがちに。
また、副流煙の刺激によって
吸わない人にもお肌が荒れたりなど影響があります。
禁煙は肌の調子を整えるためのセルフケアのひとつと言えます。
よくあるNGと迷いがちなポイント
意外と小さなことで肌が変わることもあるので、
ぜひチェックしてみてください。
❌ ゴシゴシ洗顔してしまう
スキンケアの基本でも書いたとおり
小さな摩擦でも将来シミ・くすみ・乾燥・シワの原因に。
泡でなでるだけで十分汚れは落とせます。
❌ 化粧水だけで終わる
化粧水だけでスキンケアを終えてしまうのは、
よくある間違いの一つです 。
化粧水でせっかく補給した水分は、
乳液やクリームでフタをしないと
あっという間に蒸発してしまい、
肌はかえって乾燥してしまいます 。
乳液やクリームは、
肌の水分バランスを長期的に維持して
バリア機能をサポートするための不可欠。
「ベタベタするから嫌」という方は
さっぱりとした使い心地がいい乳液やクリームを選びましょう。
❌スキンケアを気分でコロコロ変える
スキンケア用品をコロコロ変えて
お肌が安定しているのなら気分で変えてもOK。
だけど、敏感な方は
コロコロ変えるとお肌に負担がかかります。
最低2週間は同じケアで様子を見るのがおすすめ。
❌ 日焼け止めを塗らない
いまだに日焼け止めを塗らない方がいますが
もう考えを改めていただきたい!
紫外線は光老化(乾燥・シミ・シワ・たるみ)の原因になります。
そして光老化は
肌老化の約80%を占めます。
日焼け止めを毎日使うことで
この光老化を防ぐことができます。
「ベタベタするから嫌!皮膚呼吸できなくなりそうで嫌!」
という方は、テクスチャーが軽いものを選ぶといいでしょう。
人間の皮膚は実際には呼吸していません。
皮膚のうえに塗ることが不快なことを
「皮膚呼吸が〜」と表現するのかもしれませんが、
現在の紫外線の量はそんな悠長なことを言ってられないほどの量が地上に降りそそいでいます。
引用:気象庁|紫外線の経年変化
これを知ってもまだ「皮膚呼吸が〜」って言えますか…?
❌熱いお湯を使う
熱いお湯で洗うと、
肌の天然保湿因子や細胞間脂質(セラミドなど)と皮脂を洗い流してしまい
肌のバリア機能を著しく低下させてしまいます。
このバリア機能の低下は、
肌の乾燥を引き起こすだけでなく、
外部刺激に敏感になり、
ニキビや肌荒れの原因にもなります。
脂性肌の場合でも、
お湯で洗って皮脂を過剰に除去すると
肌が乾燥を防ぐために
かえって皮脂の分泌を促進してしまいます。
ですので、
洗顔する時のお湯は
人肌の温度(32℃から35℃)で
「ちょっとぬるいかな〜」くらいの温度が適性です。
肌の生理機能を守るための大切なことです!
まとめ
まとめると、
<スキンケアの基本の3つのコツ>
①こすらない
②しっかりうるおす
③(紫外線から)守るケア
まずはこの3つのコツを押さえて
毎日実践できたらOKです。
肌が変わる近道は、
高いコスメではなく
『毎日続けられる基本の見直し』です。
完璧を目指さなくても、
少しずつ習慣を変えていくことで肌は応えてくれます。
あなたの肌をいたわる時間が、
きっと明日の笑顔を守ってくれます。
それではまた
愛をこめて
マコ
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